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020色彩検定試験の受験概要 アーカイブ

2008年07月08日

受験日と試験会場

色彩検定の受験日は、夏期試験と冬期試験の年に2回行われます。ただし、1級は1は冬期のみになりますのでご注意下さい。試験は日曜に行われ、試験時間は3級70分、2級80分、1級100分(2次試験90分)です。夏期試験3級11:00〜、2級14:00〜、冬期試験3級10:30〜、2級13:00〜、1級15:20〜で、2つの級を同日に受験することも可能となっています。

また、1級の2次試験は1次試験の約1ヶ月後に行われ(2007年度1次試験11月11日(日)・2次試験  12月16日(日)、試験時間は13:00〜14:00の90分間です。試験会場となるのは北海道から沖縄まで、全国にある受験者の希望エリアに基づいた公開会場で受けることができます。ただし、1級の2次試験は、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡の6エリアのみになります。

北海道エリア(札幌・釧路・帯広)、東北エリア(八戸・盛岡・仙台・秋田・山形・郡山)
関東エリア(水戸・土浦・宇都宮・足利・前橋・さいたま・千葉・東京・横浜)
甲信越エリア(新潟・甲府・長野・松本)、北陸エリア(富山 ・金沢・福井)東海エリア( 岐阜・静岡・浜松・名古屋・四日市)


近畿エリア(滋賀・京都・大阪・神戸・奈良・和歌山)中国エリア (米子・鳥取・松江・岡山・広島・山口)、四国エリア(徳島・高松・松山・高知)
九州エリア(福岡・北九州・佐賀・長崎・大分・宮崎・熊本・鹿児島)、沖縄エリア(沖縄)

試験に向けて、郵送で送られてくる受験票を良く確認し、試験会場に遅れないよう余裕を持って行動しましょう。

受験手続から合格発表まで

色彩検定試験を受ける為には、まず申込みをします。申込は大きく分けて個人申込と、団体申込の2通りがあります。個人で申込む場合は、インターネット申込、書店申込み、郵送申込みの3通りがあります。3つの違いは、受験料の支払い方法で、インターネット申込の場合はクレジット決済になり、書店では現金でお支払い頂き領収書を郵送、郵便の場合は現金書留にて郵送となります。

団体申込には「団体」と、「準団体」との2つがあります。団体受験とは、学校や企業などにおいて、受験者が一定の規定に適合している場合で、お申込みや結果通知などの処理をとりまとめて行える「団体登録制度」というシステムがあります。

「団体」とは、受験者数が50人以上、受験可能な会場を保有し、試験を実施できることが主な条件となっています。それに対して「準団体」は、受験者数20人以上で、申込などがまとめて行えるだけで、他の受験者とともに受験します。

申込み期間は、試験日の約2ヶ月前の3週間ほどです。約3週間と申込み期間が短いので、申込みのし忘れにご注意ください。そして申込み後、住所変更や間違いを発見した場合は速やかに申し出ましょう。申込みが済むと、試験日の約2週間前までに受験票が郵送されてきます。

送られてくる受験票を試験当日お持ちください。試験終了後おおよそ1ヶ月後に合否通知が郵送されてきます。合格された方には、合格証書と資格証が交付されます。さらに試験成績優秀者には表彰式が行われます。合格後必要があれば、資格を取得した証として合格証明書の交付が受けられます。

受験料と併願受験について

色彩検定試験の受験料は3級7,000円、2級10,000円、1級15,000円となっています。1級は1次試験免除者も同額となります。ちなみに、カラーコーディネーター検定試験の受験料は3級5,100円、2級7,140円、1級9,180円となっていて、色彩検定試験の方がやや高めとなっています。

3級、2級、1級と3つのレベルがありますが、同じ日に2つの試験を受ける「併願受験」が可能となっています。その場合受けられるのは、3級と2級、2級と1級など隣り合わせたレベルの試験しか受けることができません。つまり3級と1級を1度に受けることはできないということです。

2級試験では、3級の範囲を理解していることが前提となっており、3級の範囲の内容は出題されませんが、理解していないと解けない問題も中にはあります。そのこともあり、3級と1級を同時に受けるのは、少し可笑しな話なので「併願受験」で3級と1級が受けられないのは妥当かと思います。併願受験では3級と1級を受けることができませんが、初めから1級を受けることは可能となっています。

1級は特に難しいので、3級、2級を飛ばす人は少ないかと思いますが、個人の判断で3級を受けずに2級から受けて始める人は多いかと思います。また、試験が年に2回と少ないので、3級を受かるつもりで2級も試しに受けてみるのも良いかもしれません。ただ、併願受験をしても受験料は変わりませんので無理な受験は控えましょう。

1級1次試験免除システムについて

色彩検定では1級1次試験免除システムというものがあり、1級1次試験に合格し、2次試験には不合格になった場合、又は、2次試験を欠席した場合に1次試験が免除されます。1次試験を合格した後、翌年から2年間(2回)に限り1次試験が免除になり、2次試験の結果のみで合否が決定されます。

つまり、今年は1次試験だけ受けて、来年2次試験を受けようなど、自分に合った受験方法を選択することができます。2次試験では、3級や2級で勉強した範囲も総合的に復習しなければならないので、初めから計画的に1次試験と2次試験を分けて受験するのも良いかもしれません。ただし、1次試験が免除になった場合でも、受験料の減額などの考慮はされていませんのでご注意下さい。

3級、2級試験とは違い、1級の2次試験では選択項目は無く記述式になりますので、3級の合格率約75%、2級の合格率約55%、1級の合格率約25%と、2級と1級の差が大きいことからも解るようにとても難しくなっています。級や2級と1級の受験者数の差や、1級の1次試験と2次試験の合格者数を見ても、やはり2次試験の合格率が低くなっているようです。

1級1次試験免除システムを利用しても2次試験を受けられるのは3回だけ。1級を合格するには、2次試験の勉強をしっかりすることが大切です。2級までは受けたけれど、1級は難しいのでやめておこうなど初めから諦めないで、まず1次試験に合格すれば2次試験は3回受けられると、前向きに検討してみましょう。

試験方式について

色彩検定の試験方式は、3級はマークシート方式、2級はマークシート方式(一部記述式)、1級1次がマークシート方式(一部記述式)で2次が記述式(一部実技)となっています。3級は、完全にマークシート方式なので、内容さえ理解していれば答えることができます。満点合格も夢ではないでしょう。

2級は、ほとんどがマークシート方式です。記述式は数問だけで、何処が記述式で出題されるのかは解りません。一部だけなので、記述式の部分をすべて間違えたとしても合格することができます。記述式に集中して勉強するよりは、記述式で出題される可能性もあると考える程度で、あまり力まず勉強すると良いでしょう。

1級1次試験は、内容は難しくなっているものの、2級の試験と方式は同じです。ただ、問題数が少なくなってきますので、少なくなっただけ正解するのが難しくなってきます。2次試験は記述式なので、自分で答えが書けるよう、しっかり勉強しなくてはなりません。

中には、イラストを見てどの色を使えばいいのか答える実践的な問題も出題されます。その為2次試験は知識だけでなく、応用力も求められるのでとても難しくなっています。応用力は簡単に身につけることができませんので、過去問題を解いたり、予想問題をたくさん解いて実践力を身につけましょう。

3級、2級、1級と、それぞれの試験方式に合った勉強の仕方を自分なりに考えてみましょう。特に記述式の問題は、テキストを眺めているだけでなく、日頃から書いて覚えるようにすれば試験当日焦らず受けることができると思います。

試験科目について

色彩検定試験では、出題内容がいくつかの分野に分かれていて、3級、2級、1級へとそれぞれの分野でレベルアップしていくような形になっています。いくつかの分野とは、色彩と文化、色と表示、光と色、色彩心理、色彩調和、ファッション、インテリア、環境の8つです。

さらに2級ではは色彩効果が加わり9つの分野、1級では色彩の分野がなくなり、色彩の実務とプロダクトが加わって9つの分野となります。3級では、色彩と文化(色彩の働き)、色と表示(色の三属性と色立体、マンセル表色系、PCCS、色名、慣用色名)、光と色(光と色、照明、混色)、色彩心理(色の心理的効果、色の持つ視覚効果)、

色彩調和(配色の基本的な考え方、色相を手がかりにした配色、トーンを手がかりにした配色、明度を手がかりにした配色、彩度を手がかりにした配色配色の基本的な用語)、ファッション(概論、色彩、カラーコーディネート)、インテリア(色彩、カラーコーディネーション)、環境(環境色彩、環境色彩が目指す色彩の働き、エクステリア環境色彩の基礎)。

2級では、3級で学んだことをさらに深めつつ、色彩と文化(ヨーロッパと日本の色彩文化)、色と表示(オストワルト表色系、NCS、XYZ表色系の入門)、光と色(光の性質、視覚系の構造、色覚説、技術)、色彩心理(色の知覚的効果、心理的評価方法)、色彩調和(配色技法:類型的な配色、配色技法:色相分割の配色)、色彩効果(美的構成と配色、色彩効果と配色のイメージ)、ファッション( 配色、流行色)、

インテリア(デザインと色彩、配色、スタイルと色彩、エレメントと色彩、素材、照明)、環境(エクステリア環境色彩、環境色彩計画の手順と内容、外回りの照明)。1級では、2級で学んだことをさらに深めつつ、色彩の実務(色彩管理、安全色)、色と表示CIE XYZ表色系)、光と色(色の知覚、色覚異常、測色)、色彩心理(色知覚の複雑性)、色彩調和(色彩調和論)、

ファッション(ビジネス、商品企画、繊維について)、プロダクト(デザインの領域と色彩の役割、時代を反映する色彩、自動車と家電、色彩と光、色彩計画のプロセス、素材・色材に関する知識、総論)、インテリア(カラーコーディネーションとは、インテリアの色彩計画、非住宅空間の色彩)、環境(時代が求めるエクステリア環境色彩、景観形成への対応と視点、景観材料のカラーコーディネーション、サイン計画と色彩)。

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