色彩検定で学んだことは、様々な分野に役立てることができます。もともとファッションカラーコーディネートから始まった資格なので、ファッションには特に適しています。ファッションの中でも、ファッションデザインからファッションコーディネートまで、作る側から売る側まで役立てることができます。アパレル関係のお仕事で、店頭に立ってお客様に洋服を勧める際、確かな知識を持っていた方が自信を持って勧めることができます。
色彩検定はファッション業界だけでなく、プロダクトデザインや、広告デザイン、インテリアデザイン、環境デザインなどにも必要とされています。プロフダクトデザインでは、日常で使う文房具や生活用品から、自動車や飛行機といった大きな物まで幅広く活用されています。
インテリアデザインでは、住居用の住宅だけでなく、オフィスビルや病院などの公共施設まで活かされています。近年では、既存の建物だけでなく、古い物を新しく再生するリノベーションデザインも注目されています。さらに、私たちが生活する環境には色彩デザインがとても重要です。日用品やや建物だけでなく、自然との調和や街全体規模でデザインしていく必要があります。
みんながより豊かに生活していく為に仕事があり、その為に色彩があるのです。色彩を学ぶことは自分を豊かにしてくれ、社会を豊かにしてくれます。どんな分野の仕事でも少なからず色彩と関わってきますので、自分のできる範囲で学んだ知識と技術を活かしてみましょう。
色彩検定試験とはどのようなものなのでしょうか。色彩検定は正式名「A・F・T色彩検定」のことです。A・F・Tは、All Japan Fashion Teachersの略で、1990年から色彩検定を実施している団体、全国服飾教育者連合会のことです。1990年から実地され始め、1994年にはその内容が生涯学習の一環として高く評価されてきました。そして、1995年度より文部科学省認定となり、2006年度からは同省後援の検定となりました。
色彩検定を国家資格だと思われている方もいらっしゃるかと思いますが、今現在では文部科学省認定でもなく、後援の資格となっています。資格を実地している全国服飾教育者連合会なのですが、色彩検定の実地だけでなく、カラーコーディネートを行っている様々な分野の企業から講師として招いてセミナーを開催したり、資格を活かしていくための講座を開催するなど、精力的に活動をおこなっています。
さらに、ファッション部門やポスター部門を設けたコンクールも開催しています。そして見事A・F・T特別賞(ポスター部門)に輝けばと、次年度のテキストの表紙デザインとして採用されます。色彩検定は、3級、2級、1級と3段階にレベルが分かれた試験なのですが、1級と取ったからといってそこで終わりではないのです。1級を取得してからどう活かしていくのかが大切なのです。
