2008年07月08日

これからのカラーの仕事の需要

カラーの仕事の需要はこれからもっと増えていくでしょう。企業においても、個人においても、カラーに関することを、誰に依頼してよいかわからないという場合も多いのです。また、カラーが活用できることを気づいてない人もたくさんいます。その方々に、提案していくことも含め将来性はあると思います。人々が豊かになる為に色彩は必要です。人々が豊かになると色彩は必要です。

今あるものをより良くする為に必要なのです。建築の分野においてこんな話があります。建築デザインにおいて最も簡単に良いデザインにするには色彩を利用することだそうです。コスト削減などによって良いものが作れなくなってくるとも多いかと思いますが、形のデザインに使えなくても色彩を工夫するだけでもっと良いものを作ることができるのです。

また、今あるものを再生利用しようという動きも高まっています。リノベーションには、あらたなデザインが必要になってきます。そのでも色彩は大きな力を発揮するでしょう。できないこともたくさんありますが、できることに目を向ければ需要はたくさん見えてくるはずです。新たな需要を探して自ら動けばいくらでもあります。

学んだ知識はあなたのものなので、どう活かすかもあなた次第です。自分が活かしたいなと感じる分野で、自分には何ができるのかを考え需要を増やしていけば良いのです。まだまだ、これから色彩の知識や技術を必要としている分野があるはずです。あなたもこれからを作っていく1人になりましょう。

講師という選択肢

色彩検定資格を取得したら、自分の知識を活かして人に教えるという選択肢もあります。自分が学んできた方法を活かして教えるのも良いですし、それだけでなく、多くの人の体験を知ることでもっとより効率的な勉強方法を実践することができます。講師として必要なのは、まず学習用の教材を作ることです。

公式のテキストだけではわからないことを、解りやすくまとめた教材は必要となってきます。口頭で教えるだけでなく、まとめたものがあると教えられる側も、学んだことを自分で再確認することもできるので、誰が見ても解りやすいものを作れる能力が必要となってきます。そのためには、マーケティングやリサーチ能力も必要です。

誰にでも解るように作る為には、自分だけの見方だけでなく多くの人の考え方を知ることが必要となってくるからです。それから、話し方も重要になってきます。解りやすく伝える為には、順序よく話、聞いている側が混乱しないようにしなければなりますん。また、その中でも重要なポイントを的確に印象に残すことが大切です。

それだけでなく、教えてもらえてよかったと思えるような気持ちのいい授業をするための努力を絶えず続けることが大切です。常に、人を相手にしていることを忘れずに、丁寧な対応を心がけましょう。自分は教えた生徒が合格したら、たくさんの人の活躍の場を広げられたことが、より自分の大きな力へと繋がっていくでしょう。

セラピストとしての仕事

色彩検定資格は医療の場にも活かすことができます。色は人の心理に大きな影響を与えます。また、色彩を通して人の心を知ることもできます。色彩を使って人を癒すことができます。具体的には、メイクなどもその1つです。老人ホームなどへ行き、お年寄りの方にメイクをしてあげることで、心を癒します。

お年寄りの方だけでなく、病気で入院している方などは生活の場が限られてしまいます。その為、やる気をなくしたり、喜びも少なくなってきてしまいます。色彩によって豊かな心を取り戻すことができるのです。また、空間の色を変えてみたりすることによって、気分も大きく変わってきます。刑務所の壁をピンク色にしたらイライラする人が減り、問題を起こさなくなった説もあります。

色彩は人の心を豊かにするだけでなく、病んだ心を治療する力も持っています。鬱病の人にも効果的です。また、そういった方々の心の中を知る為に、色彩による心理テストなども行われています。イギリスから始まったオーラソーマというカラーでラピーがあります。2色の液体がボトルに入った物を使い行うセラピーで大変人気です。

その他にも、カラーセラピストは様々な方法があります。セラピストとして活躍するには、色彩の知識だけでなく、医学的な知識も多少なり必要となってきます。人に影響を与える仕事ですので、安易な気持ちで始めるのはやめましょう。自分を過信することなく、正しい知識を持って仕事に取り組んで下さい。

広告・デザインに関わる仕事

広告・デザインに関わる仕事をいくつか紹介したいと思います。Webデザイナー。主にホームページをデザインする仕事です。イラストレーターやフォトショップなどのデザインソフトを使用し、パソコンを使った仕事で、デザイン能力があれば、個人で仕事をすることも可能となっています。

Webディレクター。Webデザインとあまり変わりはありませんが、Webデザイナーに仕事を依頼し、出来上がったデザインをホームページとして使えるようにする仕事です。デザイナーさんに仕事を振り分ける仕事でもあるので、誰がどんなデザインを得意としているのか見極める能力も必要です。

広告デザイナー。デザインの中でも主に広告を扱う仕事になります。街にある大きな看板から、雑誌や新聞に掲載されている広告まで活躍の場は様々です。こちらもパソコンを主に使用した仕事となります。イラストデザイナー。全体のデザインではなく、キャラクター1つなど、ポイント的にデザインする仕事となります。

パソコンを使用したり、ペン画など手書きでのデザインもあり、自分の得意なデザイン方法で活躍できます。DTPデザイナー。DTPデザイナーはパソコンを使用したデザインを得意とする職業で、Webデザイナーや広告デザイナーの仕事もこの中に含まれています。

デザイナーの中でも特に専門的な技術を持った方たちのことを言います。ネオンサインデザイナー。こちらは商業的な要素を含んだデザインです。街のネオンや、店舗のサイン(お店の名前など)のデザインが中心となってきます。色彩だけでなく照明の知識も必要となってきます。

建築・インテリアに関わる仕事

建築・インテリアに関わる仕事をいくつか紹介したいと思います。インテリアコーディネーター。インテリアコーディネーターは、家具やカーテンなど空間の中すべてをトータルコーディネートする仕事です。既存のものを使ってのコーディネートになりますので、どんなデザインのものがあるのかなど、情報収集も大切になってきます。

インテリアデザイナー。インテリアデザイナーは、コーディネートだけでなく、部屋の間取りを変更するなど、建築士ではありませんが空間の場からすべてをコーディネートする仕事です。インテリアプランナー。インテリアプランナーはデザインを重視した建築士のようなものです。インテリアプランナーという資格もあり、取得するのが大変難しい資格となっています。

建物全体をデザインできるので、プランナーの資格を取得すれば、より幅広く活躍することができるでしょう。プロダクトデザイナー。プロダクトデザイナーはものをデザインします。家具や建具はもちろんのこと、自動車や飛行機などもこの業種に含まれます。

プロダクトデザインの中でも幅広い分野がありますので、何をデザインしたいかによって仕事が変わってきます。リドームアドバイザー。インテリアのリフォームを提案する仕事です。今住んでいる家が古くなってきたり、フローリングが傷ついてしまった時などに活躍します。

また、古家のリノベーションなどの仕事もあり、これから注目される業種となっています。建築士。建築士は、建物を設計する仕事です。一般住宅だけでなくホテルや公共施設、オフィスビルなどすべての建物を設計できます。色彩の面からは、自然との調和が特に大切になってきます。

ファッション・美容・ライフスタイルに関わる仕事

ファッション・美容・ライフスタイルに関わる仕事をいくつか紹介したいと思います。ファッションスタイリスト。ファッション全般をコーディネートする仕事です。頭から足まで全てをトータルコーディネートします。ファッション誌の撮影や結婚式でのウェディングコーディネートなど活躍の場は様々です。

ヘアメイクアーティスト。ファッションのなかでも髪の毛を専門に扱う仕事です。カットの形や色、最近ではエクステンションを利用するなど、自由自在にコーディネートする仕事です。メイクアップアーティスト。メイクは女性にとってはとても大切な要素です。メイクの専門的な知識も必要としますが、色のバランスも必要とされる業種です。

ネイルアーティスト。ファッションの中でも最近とても注目されています。ネイルを専門に扱うショップも増え、色彩を学べばより美しいデザインをすることができます。ファションデザイナー。スタイリストとは違い、デザイナーは洋服を作る側の仕事です。人々が何を求めているのかを読み取り、流行色なども取り入れデザインできることが必要とされています。

ジュデリーデザイナー。ファッションは洋服だけではありません。それに伴う装飾品にも目を向けてみましょう。洋服をより引き立ててくれるアクセントは大切です。ここにあげたものの他にもたくさん活躍できる業種はあります。学んだ知識を活かせる場、自分が一番やりたいことを探してみましょう。

色彩検定資格を生かして、独立開業はできるの?

色彩検定資格を活かして、独立開業することもできます。独立開業するメリットは、やはり自由度が高まることだと思います。デメリットは、より深い知識を必要とするだけでなく、管理する知識やお金なども必要となってくることです。独立開業するには、コミュニケーション能力が必要となってきます。色彩コーディネートを依頼してくるお客様との意思の疎通が大事です。

依頼者がどのようなものを求めているのかを読み取り、それに合った提案をし、納得していただくには、色彩の知識だけでなく言葉も大切になってきます。言葉だけでなく、企画力やプレゼンテーション能力も必要です。色を扱う仕事ですので、実際作成したらどのような感じになるのか、依頼者が見てわかるような形で提案しなければなりません。

自由は高まりますが、色彩の知識だけでは不十分となってきますので、より幅広い知識と技術を学ぶことが必要です。デメリットの1つに金銭的な問題があります。企業に属していれば、仕事に必要な物は揃っているので購入する必要はありませんが、自分で全てを管理するとお金がかかります。

カラーを扱う仕事として何より必要なのは色見本です。カラーチャートと言われるもので、仕事で使う物は1つ2万円ととても高価です。それも1つだけでなく、いくつかそろえなくてはならなかったり、色のチップが連なった物なので消耗品になります。それだけ見ても解るように、経費がかかるので、安易な考えでは独立することはできないでしょう。様々な問題を予測した上で、慎重に行動しましょう。

どんなふうに資格を生かしたいか考えよう!

色彩検定資格を取得したら、どんなことに色彩の知識や技術を活かしたいのかを考えてみましょう。活かし方が決まれば、勉強するのが楽しくなります。まずは、自分の生活から活かしてみてはいかがでしょうか。自分自身のファッションに学んだことを活かして、より素敵なコーディネートを楽しめます。

洋服だけでなくメイクや髪型も変えてみることもできます、アイライナー2つ変えてみるだけでイメージも変わり、なりたい自分になれます。さらに、部屋のインテリアに気を使ってみると、日常生活がより豊かになり、友達を家に呼んで楽しく過ごすこともできます。自分の生活だけでは物足りなくなったら、仕事にも活かしてみまししょう。

ファッションや美容の仕事に、建築・インテリアの仕事、広告・デザインの仕事など、様々な業界で活躍できます。さらに、デザインの場だけでなく、セラピストとして医療の場に関わることもできます。色彩の知識は、人助けにも繋がっているのです。自分が得た知識を活かすだけでなく、講師としてこれから色彩の知識を得たいと思っている人を育てることもできるでしょう。

色彩検定はこれからより一層注目され、未来ある資格です。今必要とされている分野だけでなく、自分が先頭に立って、新たな活躍の場を築くことも可能です。何がしたいのか、何ができるのかを考え、楽しく勉強し、自分自身だけでなく人々みなが豊かになるようなことができたとしたら、素晴らしいことだと思います。

合格者に聞く色彩検定試験のポイント

23歳、女性。

私の場合、とにかく本番まで余裕がなかったので、勉強する範囲を狭くして集中的にやることにしました。一通りテキストに目を通し、頭に入ったら次は問題集を解き始める方法です。自信のない問題と、間違えた問題は正直にチェックし、何度も振り返って解きくようにしました。初めはわからないところだらけで、テキストを見ながらといてしまいましたが、3回目くらいから見ないでも解けるようになりました。

解説の重要な点に、色ペンで線を引っ張っていくと、よく出る箇所やひっかけ問題の特徴が見えてくるようになります。進め方は、朝は過去問題を解いて、通勤電車の中でテキストを読みました。過去問も何回か解き、テキストもやるべき範囲は覚えたなと思ってから、予想問題をやってみました。


29歳、女性。

私の進め方は、自分なりにスケジュール表を作り、それに沿って調整しながらやっていきました。初めは間違いだらけでストレスばかりがたまり、改めて色彩検定の難しさを思い知らされました。それからは、間違えた所やわからない所はピックアップしてもう一度やってみるなど工夫し、それでもわからない所は捨てました。

私が立てたスケジュールは、1日4〜5時間のペースでした。仕事をしていて、朝と夜1〜2時間ずつ毎日やるのもいいと思います。最初は慣れなくて苦痛ですが、毎日やるうちにだんだんと慣れていきます。

学生時代は、試験勉強はいつも一夜漬けだった私でも続けられたのですから、本当にやる気があって、勉強を続けられれば合格できると思います。試験前日は、ポイントの復習をしました。やるだけの事は全てやったと、自分で納得して受けることができました。自分が納得できるまで勉強すると良いと思います。

効率の良い勉強方法を考えよう!

試験は、闇雲に時間だけを費やせば合格できるというものでもありません。長い時間集中して勉強すると、疲れきってしまうものです。勉強は毎日コツコツと、と言う言葉は良い言葉だと思います。人は覚えたことを忘れていく性質があるので、少しずつ積み重ねていくことが記憶を定着させる方法です。

学生であれば、通学途中にテキスト1ページずつ勉強してみたり、お勤めの方であれば、毎日仕事が終わった後に、1時間だけ、30分だけというように計画的に少しずつでも勉強するのが良いでしょう。1度覚えたところでも、気がついたら忘れていることもありますので、一定の期間を置きながら復習していくことも大切です。

効率の良い勉強をする為には、問題の出題され方について知ることも大切です。どんな問題がでるのか、勉強を始める前に過去問題をやってみるのも良いかもしれません。どんな問題が出題されるのかを知れば、それにあった勉強をすることができます。知らずに出題されないような勉強をしてしまっては、時間が勿体ないです。

それから、試験問題の言葉の使い方も知っておくと解きやすいと思います。通学や通信で使う専門のテキスト、市販されているテキストや問題集などたくさんあります。それぞれテキストでは、言葉の使い方が少しずつ違うかと思います。どのテキストを使って勉強するかは自由ですが、公式のテキストや過去問題などで、実際に試験で使われている言葉遣いを意識しながら勉強するようにするとよいでしょう。

合格するためのコツ

試験に合格するためコツは、効率よく試験方式に合った勉強をすることだと言えます。マークシート方式は、内容さえ理解していれば解けるという性質があります。色彩検定では専門的な言葉も多く使われおり、それらを全て覚えるのは困難です。内容さえ理解していれば良いマークシート方式だと、お年寄りなど暗記力に自信がない方でも勉強すれば合格することができます。

マークシート方式の問題の解き方には、2つの方法があります。まず1つ目は、問題文を読んでから選択肢を見て答える方法で、2つ目は、選択肢を見てから問題文を読む方法です。前者は、初めに問題文を読みますので、問題文の内容を理解しやすい方法です。

後者の方は、何が選択肢にあがっているのかを先に知ることができるので効率的ですが、選択肢を頭に入れておいて問題文を読まなければならないので、多少コツが必要になります。どちらの方が解きやすいかは人それぞれです。問題を正しく理解することが大切ですので、自分に合った解き方を探してみましょう。

1級試験の記述式の問題は、内容理解だけでなく暗記力が必要になってきます。ただ、出題された問題で、自分で記述する部分は限られてきますので、全体を暗記するわけではなく、ポイントを押さえて暗記するようにすると効率がよいです。マークシート方式、記述式共に言えることですが、問題を解く順番も考えなければなりません。

難しい問題ばかりに集中してしまって、時間が無くなり最後まで解けなくなってしまうのでは勿体ないからです。全体の約70%程度を正解することができれば合格となりますので、それを頭に入れた上で、自分の得意なところから解いていって、残りの時間で難しいところをじっくり考えるという解法を身につけましょう。

独学で頼りになる参考書を見つけよう!

参考書選びも大切ですが、まずは、公式のテキストを買いましょう。3級2,835円、2級3,150円、1級4,200円で書店で売っています。公式テキストと共に、配色カードも必要です。親切な書店ではテキストが売っているコーナーで販売している場合もありますが、大抵は書店では変えません。画材を扱っているお店や、大きな文房具店などで買うことができます。

公式テキストと配色カードが揃ったら、自分に合った参考書を選びます。参考書は、サブテキストとして使えるようなものと、過去問題が載っているものを買うと良いでしょう。公式の過去問題集も2,940円で売られていますので、それを買うのが確実かもしれません。さらに、しっかり勉強したいのであれば、問題集や模擬試験集なども買いましょう。参考までに、良さそうな参考書をいくつか紹介します。

「色彩検定3級わかる!一問一答」晶文社出版
「色彩検定2級合格マスター 切る・貼る・覚える」誠文堂新光社
「色彩検定1級問題 いもづる式でスラスラとける!」明日香出版社
「色彩検定3級ポイント整理+問題集」技術評論社
「色彩検定2級問題集」アスキー
「色彩検定1級模擬テスト集」ファッション教育社

他にもたくさんのテキストがあります。まずは、書店へ行って中を確認してみて下さい。テキストは色彩検定ですので、ほとんどがカラーな為ある程度は高くなっています。テキストの内容は、1から学習していくものや、ポイントが整理されたもので、覚える内容を厳選されたものまであります。ある程度まとめられたものがいいのは、詳しく説明されたのもがいいのか、自分に合ったテキストを見つけましょう。

通信講座で合格するには

通信の講座を扱っているところは、通学のように場所や講師が必要ないのでたくさんあります。たくさんあるだけに選ぶのが大変です。どの講座も合格率などを上げて宣伝していますが、それだけでは判断のしようがありませんので、まずは、資料を請求してみましょう。

インターネットを使って検索してみると、教材内容のところでテキストの1部を見ることができるところもあるので、参考にしてみると良いでしょう。通信教育では、通学と違って学習方法がいくつかあります。教材にCDが含まれているものや、DVDなど映像を見て学習できるもの、パソコンを使った24時間オンライン対応のものまで様々です。

学習内容も様々で、テキストは公式のものだけでDVDで教え、最後にテストを行うだけのものや、独自のテキストも用意されているものもあります。それによって予算も変わってきます。テキストだけでなく、質問したい時どのような方法があるのか、またすぐに対応してもらえるのかを確認するのも重要です。教材を送るだけで、質問を受けつけないようなところはあまり良いところとは言えません。

通信教育は、講座を選ぶだけでなく、自分で学習計画を立てて計画的に学習することが大切です。もし自分で立てられるか不安な場合は、ある程度スケジュール管理されている講座を選ぶと良いでしょう。通信教育と独学は、自分で計画し勉強するところは変わりませんが、質問することができたり、模擬試験のようなテストがついているので、最大限活用し合格を目指しましょう。

通学で合格するには

通学で勉強するには、まずどこまでなら通えるか考えましょう。近いにこしたことはありませんが、近いところに良い学校があるとは限らないので選択肢は多い方が良いです。大まかな場所が決まったら、色彩検定の対策講座をやっている学校を探し、資料請求をしましょう。3級を対象とした講座は少ないですが、2級、1級はどの学校でもあります。

対策講座には、大きく分けて2つのタイプがあります。本格的に勉強していくものと、試験直前の短期講座の2つです。試験直前の短期講座で、独学と併用して勉強するのも良いかもしれません。本格的なタイプのものは、2級で30時間15万円、1級で48時間25万円などがあります。

講義時間は平日の18:30〜21:30の3時間など仕事帰りに受けられるようになっています。中には土日の昼に受けられるものもあります。1回の講義時間は2〜3時間程度です。短期集中型タイプのものは、15時間で9万円などがあります。講義回数は5回程度で、短期用の専用テキストで勉強します。

通学の中には、学校が行っているものだけでなく、個人が行っているようなものもあります。予算的には様々ですが5万円程度で受けられます。内容は、公式テキストを使ったのもになりますが、質問できるメリットもあるので良い講師が見つかればお得かもしれません。ただ、個人でやっているものは当たりはずれが多いと思いますので、しっかりした講義を必要とするのなら資格学校へ通うことをお勧めします。

通学か、通信か、独学か

色彩検定試験を受けると決めたら、まず自分に合った勉強方法を選びましょう。通学か、通信か、独学か、それぞれ特徴があります。お金の面から見たら、やはり独学が一番安くて、テキスト代数千円程度。次に安いのは通信教育で1万円程度からあります。1番高いのは通学で3級で3万円程度から、1級ですと25万円程度のものまであります。

通学は、お金もかかるだけあって内容もしっかりしています。試験対策用のテキストを使って抗議を受けます。講師の方がいるので、いつでも解らないところを質問できるところが、最大のメリットかと思います。通学で勉強するには、決められた時間に講義を受けるため学校へ行かなければならないので、時間に自由にある人でなければなりません。

通信は、専用のテキストが送られてきて自宅で勉強することができます。最近では、テキストだけでなくDVDやビデオが送られてきて講義を見るタイプのものもあります。通信は、講師に直接教えてもらうことはできませんが、メールやFAX、郵送などで質問することもできます。自分のペースで勉強できるので、通学する時間のない方に適しています。

独学は、市販されているテキストを自分で買って勉強します。たくさんの出版社から多種多様なテキストが売られているので、自分に合ったものを選択することが来ます。独学は、完全に自分でスケジュール管理をしなければならないので、時間にルーズな方には向いていませんが、自分でテキストを選択できるなど自由度が高く、1番自分に合った勉強ができます。

試験科目について

色彩検定試験では、出題内容がいくつかの分野に分かれていて、3級、2級、1級へとそれぞれの分野でレベルアップしていくような形になっています。いくつかの分野とは、色彩と文化、色と表示、光と色、色彩心理、色彩調和、ファッション、インテリア、環境の8つです。

さらに2級ではは色彩効果が加わり9つの分野、1級では色彩の分野がなくなり、色彩の実務とプロダクトが加わって9つの分野となります。3級では、色彩と文化(色彩の働き)、色と表示(色の三属性と色立体、マンセル表色系、PCCS、色名、慣用色名)、光と色(光と色、照明、混色)、色彩心理(色の心理的効果、色の持つ視覚効果)、

色彩調和(配色の基本的な考え方、色相を手がかりにした配色、トーンを手がかりにした配色、明度を手がかりにした配色、彩度を手がかりにした配色配色の基本的な用語)、ファッション(概論、色彩、カラーコーディネート)、インテリア(色彩、カラーコーディネーション)、環境(環境色彩、環境色彩が目指す色彩の働き、エクステリア環境色彩の基礎)。

2級では、3級で学んだことをさらに深めつつ、色彩と文化(ヨーロッパと日本の色彩文化)、色と表示(オストワルト表色系、NCS、XYZ表色系の入門)、光と色(光の性質、視覚系の構造、色覚説、技術)、色彩心理(色の知覚的効果、心理的評価方法)、色彩調和(配色技法:類型的な配色、配色技法:色相分割の配色)、色彩効果(美的構成と配色、色彩効果と配色のイメージ)、ファッション( 配色、流行色)、

インテリア(デザインと色彩、配色、スタイルと色彩、エレメントと色彩、素材、照明)、環境(エクステリア環境色彩、環境色彩計画の手順と内容、外回りの照明)。1級では、2級で学んだことをさらに深めつつ、色彩の実務(色彩管理、安全色)、色と表示CIE XYZ表色系)、光と色(色の知覚、色覚異常、測色)、色彩心理(色知覚の複雑性)、色彩調和(色彩調和論)、

ファッション(ビジネス、商品企画、繊維について)、プロダクト(デザインの領域と色彩の役割、時代を反映する色彩、自動車と家電、色彩と光、色彩計画のプロセス、素材・色材に関する知識、総論)、インテリア(カラーコーディネーションとは、インテリアの色彩計画、非住宅空間の色彩)、環境(時代が求めるエクステリア環境色彩、景観形成への対応と視点、景観材料のカラーコーディネーション、サイン計画と色彩)。

試験方式について

色彩検定の試験方式は、3級はマークシート方式、2級はマークシート方式(一部記述式)、1級1次がマークシート方式(一部記述式)で2次が記述式(一部実技)となっています。3級は、完全にマークシート方式なので、内容さえ理解していれば答えることができます。満点合格も夢ではないでしょう。

2級は、ほとんどがマークシート方式です。記述式は数問だけで、何処が記述式で出題されるのかは解りません。一部だけなので、記述式の部分をすべて間違えたとしても合格することができます。記述式に集中して勉強するよりは、記述式で出題される可能性もあると考える程度で、あまり力まず勉強すると良いでしょう。

1級1次試験は、内容は難しくなっているものの、2級の試験と方式は同じです。ただ、問題数が少なくなってきますので、少なくなっただけ正解するのが難しくなってきます。2次試験は記述式なので、自分で答えが書けるよう、しっかり勉強しなくてはなりません。

中には、イラストを見てどの色を使えばいいのか答える実践的な問題も出題されます。その為2次試験は知識だけでなく、応用力も求められるのでとても難しくなっています。応用力は簡単に身につけることができませんので、過去問題を解いたり、予想問題をたくさん解いて実践力を身につけましょう。

3級、2級、1級と、それぞれの試験方式に合った勉強の仕方を自分なりに考えてみましょう。特に記述式の問題は、テキストを眺めているだけでなく、日頃から書いて覚えるようにすれば試験当日焦らず受けることができると思います。

1級1次試験免除システムについて

色彩検定では1級1次試験免除システムというものがあり、1級1次試験に合格し、2次試験には不合格になった場合、又は、2次試験を欠席した場合に1次試験が免除されます。1次試験を合格した後、翌年から2年間(2回)に限り1次試験が免除になり、2次試験の結果のみで合否が決定されます。

つまり、今年は1次試験だけ受けて、来年2次試験を受けようなど、自分に合った受験方法を選択することができます。2次試験では、3級や2級で勉強した範囲も総合的に復習しなければならないので、初めから計画的に1次試験と2次試験を分けて受験するのも良いかもしれません。ただし、1次試験が免除になった場合でも、受験料の減額などの考慮はされていませんのでご注意下さい。

3級、2級試験とは違い、1級の2次試験では選択項目は無く記述式になりますので、3級の合格率約75%、2級の合格率約55%、1級の合格率約25%と、2級と1級の差が大きいことからも解るようにとても難しくなっています。級や2級と1級の受験者数の差や、1級の1次試験と2次試験の合格者数を見ても、やはり2次試験の合格率が低くなっているようです。

1級1次試験免除システムを利用しても2次試験を受けられるのは3回だけ。1級を合格するには、2次試験の勉強をしっかりすることが大切です。2級までは受けたけれど、1級は難しいのでやめておこうなど初めから諦めないで、まず1次試験に合格すれば2次試験は3回受けられると、前向きに検討してみましょう。

受験料と併願受験について

色彩検定試験の受験料は3級7,000円、2級10,000円、1級15,000円となっています。1級は1次試験免除者も同額となります。ちなみに、カラーコーディネーター検定試験の受験料は3級5,100円、2級7,140円、1級9,180円となっていて、色彩検定試験の方がやや高めとなっています。

3級、2級、1級と3つのレベルがありますが、同じ日に2つの試験を受ける「併願受験」が可能となっています。その場合受けられるのは、3級と2級、2級と1級など隣り合わせたレベルの試験しか受けることができません。つまり3級と1級を1度に受けることはできないということです。

2級試験では、3級の範囲を理解していることが前提となっており、3級の範囲の内容は出題されませんが、理解していないと解けない問題も中にはあります。そのこともあり、3級と1級を同時に受けるのは、少し可笑しな話なので「併願受験」で3級と1級が受けられないのは妥当かと思います。併願受験では3級と1級を受けることができませんが、初めから1級を受けることは可能となっています。

1級は特に難しいので、3級、2級を飛ばす人は少ないかと思いますが、個人の判断で3級を受けずに2級から受けて始める人は多いかと思います。また、試験が年に2回と少ないので、3級を受かるつもりで2級も試しに受けてみるのも良いかもしれません。ただ、併願受験をしても受験料は変わりませんので無理な受験は控えましょう。

受験手続から合格発表まで

色彩検定試験を受ける為には、まず申込みをします。申込は大きく分けて個人申込と、団体申込の2通りがあります。個人で申込む場合は、インターネット申込、書店申込み、郵送申込みの3通りがあります。3つの違いは、受験料の支払い方法で、インターネット申込の場合はクレジット決済になり、書店では現金でお支払い頂き領収書を郵送、郵便の場合は現金書留にて郵送となります。

団体申込には「団体」と、「準団体」との2つがあります。団体受験とは、学校や企業などにおいて、受験者が一定の規定に適合している場合で、お申込みや結果通知などの処理をとりまとめて行える「団体登録制度」というシステムがあります。

「団体」とは、受験者数が50人以上、受験可能な会場を保有し、試験を実施できることが主な条件となっています。それに対して「準団体」は、受験者数20人以上で、申込などがまとめて行えるだけで、他の受験者とともに受験します。

申込み期間は、試験日の約2ヶ月前の3週間ほどです。約3週間と申込み期間が短いので、申込みのし忘れにご注意ください。そして申込み後、住所変更や間違いを発見した場合は速やかに申し出ましょう。申込みが済むと、試験日の約2週間前までに受験票が郵送されてきます。

送られてくる受験票を試験当日お持ちください。試験終了後おおよそ1ヶ月後に合否通知が郵送されてきます。合格された方には、合格証書と資格証が交付されます。さらに試験成績優秀者には表彰式が行われます。合格後必要があれば、資格を取得した証として合格証明書の交付が受けられます。

受験日と試験会場

色彩検定の受験日は、夏期試験と冬期試験の年に2回行われます。ただし、1級は1は冬期のみになりますのでご注意下さい。試験は日曜に行われ、試験時間は3級70分、2級80分、1級100分(2次試験90分)です。夏期試験3級11:00〜、2級14:00〜、冬期試験3級10:30〜、2級13:00〜、1級15:20〜で、2つの級を同日に受験することも可能となっています。

また、1級の2次試験は1次試験の約1ヶ月後に行われ(2007年度1次試験11月11日(日)・2次試験  12月16日(日)、試験時間は13:00〜14:00の90分間です。試験会場となるのは北海道から沖縄まで、全国にある受験者の希望エリアに基づいた公開会場で受けることができます。ただし、1級の2次試験は、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡の6エリアのみになります。

北海道エリア(札幌・釧路・帯広)、東北エリア(八戸・盛岡・仙台・秋田・山形・郡山)
関東エリア(水戸・土浦・宇都宮・足利・前橋・さいたま・千葉・東京・横浜)
甲信越エリア(新潟・甲府・長野・松本)、北陸エリア(富山 ・金沢・福井)東海エリア( 岐阜・静岡・浜松・名古屋・四日市)


近畿エリア(滋賀・京都・大阪・神戸・奈良・和歌山)中国エリア (米子・鳥取・松江・岡山・広島・山口)、四国エリア(徳島・高松・松山・高知)
九州エリア(福岡・北九州・佐賀・長崎・大分・宮崎・熊本・鹿児島)、沖縄エリア(沖縄)

試験に向けて、郵送で送られてくる受験票を良く確認し、試験会場に遅れないよう余裕を持って行動しましょう。

色彩検定試験の魅力

色彩検定資格を取得するとカラーコーディネーターとして活躍することができます。日常から仕事まで広く活用することができるのです。カラーコーディネーターはインテリア・ファッション・グラフィックなど技術職はもとより、販売・企画などの一般的な職種の方まで、幅広く受け入れられている資格です。

年齢・性別・学歴などにも関係なく受けられ、日常生活にも取り入れられる色彩検定資格は、生涯教育としても注目されています。さらに、色彩の知識や技能は、「衣食住」という日常生活をより豊かなものにしてくれるでしょう。日常生活の場面で、「明日はデート。何を着ていこうかな?」と悩まれる方は意外に多いものです。

そんな時に、色彩の知識があれば、自分自身をステキに演出することができます。メイクで印象を変えることもできます。自宅に誰かを呼ぶ時にも、色彩の知識が力を発揮します。カーテンや家具などのインテリアとって、色彩はとっても大切な要素です。色を使ってイメージを変えたり、居心地の良い空間をつくることもできます。

食事にも色彩は大事です。テーブルクロス、マット、食器、それに食材の彩りを考えて料理すれば、見た目にも美味しい料理ができあがります。ビジネスの場面でも、ファッション業界、食品業界、建築業界など様々な業種で色のスペシャリストとして活躍できます。カラーコーディネーターの活躍分野は広がるばかりですから、色彩検定に合格して、仕事の幅を広げてみましょう。

色彩検定試験は誰でも受けられる

資格試験を受けるには、学校へ通って勉強しなければ受けられないものや、年齢制限があるものがありますが、色彩検定は誰でも受けることができます。もちろん小学生でも受けることができます。学校教育では色に関する学習はほとんどありませんが、学校教育にないからといって良くない訳ではありません。

年齢の上限もありませんので、お年の方も受けることができます。例え色に興味がなかったとしても、試験に合格するという目標を持つことで、新たに何かを勉強するということで、自分にとってプラスになると思います。

色彩検定は、国家資格のようなライセンスではありませんが、自分が興味を持ったものを勉強し、しっかり学べたかを確認するため試験はあります。自分だけでなく、資格を取得したということで、社会的に誰からも色に関する知識や技術があると認めてもらえます。色は生活のすべてに関わっていて、知識を得たことで日常の些細なところから活かすことができます。

逆に生活の中から色に興味を持ち、「ここはどうしたらもっと良くなるんだろう」などの疑問を解決したいと思えたら、より学ぶことが楽しくなってくるでしょう。誰でも受けることができる色彩検定、日常の些細なところから活かせる色彩検定、まずは3級から気軽に受けてみてはいかがでしょうか。そこから始まって、もっともっと知りたいと思うかもしれませんよ。

色彩検定試験はどんな仕事に役立つ?

色彩検定で学んだことは、様々な分野に役立てることができます。もともとファッションカラーコーディネートから始まった資格なので、ファッションには特に適しています。ファッションの中でも、ファッションデザインからファッションコーディネートまで、作る側から売る側まで役立てることができます。アパレル関係のお仕事で、店頭に立ってお客様に洋服を勧める際、確かな知識を持っていた方が自信を持って勧めることができます。

色彩検定はファッション業界だけでなく、プロダクトデザインや、広告デザイン、インテリアデザイン、環境デザインなどにも必要とされています。プロフダクトデザインでは、日常で使う文房具や生活用品から、自動車や飛行機といった大きな物まで幅広く活用されています。

インテリアデザインでは、住居用の住宅だけでなく、オフィスビルや病院などの公共施設まで活かされています。近年では、既存の建物だけでなく、古い物を新しく再生するリノベーションデザインも注目されています。さらに、私たちが生活する環境には色彩デザインがとても重要です。日用品やや建物だけでなく、自然との調和や街全体規模でデザインしていく必要があります。

みんながより豊かに生活していく為に仕事があり、その為に色彩があるのです。色彩を学ぶことは自分を豊かにしてくれ、社会を豊かにしてくれます。どんな分野の仕事でも少なからず色彩と関わってきますので、自分のできる範囲で学んだ知識と技術を活かしてみましょう。

色彩検定試験とカラーコーディネーター検定試験の違い

色彩検定試験とカラーコーディネーター検定試験は、出題傾向が多少違います。色彩検定は「ファッションコーディネート色彩能力検定」と言われているように、元々はアパレル関係者などファッションに関わる人を対象とした試験でした。

そのため、初期の検定試験はすべて記述式で、文部科学省認定になる以前の試験内容は、ファッションへの応用問題、服飾の歴史、流通の仕組み、アパレル専門用語といった色と直接関係ない問題も出題されていました。

現在は、ほとんどが色彩に関した問いになっており、「色彩検定」としての方向がより明確になっています。それでもまだ服飾と色の関わりが残る内容で、色の分類や配色の種類、流行色、色と柄の関係、服飾史の中の色彩、などが出題されます。

一方カラーコーディネーター検定は、東京商工会議所が主催している検定で、社会の中での色彩について正しく理解し、活用ができる人材育成のために行なわれす資格試験です。企業や地域の産業発展につながることを目的としているので、 光と色の物理学、測色、心理学的評価法、JISなど、色彩検定よりもやや堅く、ビジネスにいかす為の内容になっています。

また、1級が「ファッション色彩」「商品色彩」「環境色彩」と業界ごとに分かれているのが特徴で、それぞれの専門分野で役立てるような資格試験になっています。色彩検定試験とカラーコーディネーター検定試験、どちらとも色彩に関して学ぶ試験で、大きな違いは在りませんが多少認知度が違います。文部科学省が認定していたこともあり、色彩検定の方が就職などには有利となっています。

色彩検定試験は何を学ぶの?

色彩検定では、色彩に関していくつかの分野に分けて勉強していきます。光と色。色を見ることができるのは光があるからです。光が無ければすべてが真っ黒です。また、照明によっても色の見え方が変わってきます。この分野では光の色への関わりを学びます。

色の表示。色はたくさんありますが、何色というような名前だけでは他人にどんな色かを正確に伝えることができません。この分野では、色を数値や記号で表し、 マンセル表色系やオストワルト表色系やいくつかの表示方法を学びます。色彩心理。色を見た人への影響を勉強します。色を見るのは人間ですから、明るい色、暗い色など、色を見てどう感じるのか、色を使ってデザインするのに役立てます。

色彩調和。色と色の関わりを勉強します。色は一色だけで表現するのではなく。混ぜたり、2つ、3つ合わせて使うことがほとんどでしょう。そこで、どの色とどの色が合うのかをここでは学びます。色彩と生活、色彩と文化、色彩の実務。ここでは、色彩の日本だけでなく世界での色彩の歴史や、色彩が生活にどのように関わってきたのか、どう管理していくのかを学びます。

ファッション、インテリア、プロダクト、環境。ここでは、色彩が使われる業界との関わりを学んでいきます。色と素材や、空間や大きい場所で使われる色彩の見え方の変化などを学びます。その他、色彩に関することを学びます。知識だけでなく、配色や色彩計画の方法まで実践的なことも内容に含まれていますので、すぐに役立てることができます。

色彩検定試験とはどんな資格?

色彩検定とは、正式名「A・F・T色彩検定」のことです。A・F・Tは、All Japan Fashion Teachersの略で、1990年から色彩検定を実施している団体、全国服飾教育者連合会のことです。1990年から実地され始め、1994年にはその内容が生涯学習の一環として高く評価され、1995年度より文部科学省認定となり、2006年度からは同省後援の検定となりました。

国家資格だと思われている方もいらっしゃるかと思いますが、今現在では文部科学省認定でもなく、後援の資格となっています。資格を実地している全国服飾教育者連合会ですが、色彩検定の実地だけでなく、カラーコーディネートを行っている様々な分野の企業から講師として招きセミナーを開催したり、資格を活かしていくための講座を開催するなど、精力的に活動しています。

さらに、ファッション部門、ポスター部門を設けたコンクールも開催しています。見事A・F・T特別賞(ポスター部門)に輝くと、次年度のテキストの表紙デザインとして採用されます。色彩検定は、3級、2級、1級と3段階にレベルが分かれた試験ですが、1級と取ったからといってそこで終わりでは在りません。

1級を取得してからどう活かしていくのかが大切です。色彩やデザインには、決まりも限界もありません。色彩検定資格では、より良いデザインを創る為の目安とした知識や技術を学びます。今ご自分が持っているセンスを大事に、知識と技術を学びより幅広く活用していきましょう。